タークスカイコス旅行記 島の基礎知識、ホテル、海など

て忘れないうちに書いておきます、タークスカイコス。
大学の時に電気も通らないマレーシアにあるPerhuntian islandというとこでダイビングのライセンスを取って以来、波の穏やかで観光地化されていない島っていうのにすっかり魅了され続けており。さすがに働き出してお金もそこそこあるのでもうバックパックな旅は卒業していいリゾートに泊まりたいですが、やっぱりきれいな海、観光地化されてすぎてないローカルな島っていうのは旅先選ぶときに大事な条件です。

長々書きましたが今回のタークスカイコスはという条件でいいとこある?とアメリカ人に聞いたところおすすめさてた島の1つでした。そして期待通り!
設備が整ってないほど未開拓ではないけど、大型リゾート開発されてるわけではなくほどよい感じの島。

島の基礎知識
  • 公用語:英語
  • 政治 : イギリスの海外領土。昔の香港とかと一緒で英国女王が任命する総督が政治任務を行う。何年か前に首相が賄賂がらみの汚職を起こしたので自治権がなくなって総督が直接統治していたけど、2012年がらみの自治権が復活したらしい。
  • シーズン: 他のカリブの島同様、6-11月がハリケーンシーズンなので12-5月がよいみたい。
  • 通貨: 米ドル。 行ってみてびっくりしたけど流通してる食べ物のブランドははほぼアメリカ南部と一緒。
  • ビザ : 日本国籍なら不要。
  • 交通 : レンタカーないとつらいと思います。イギリス領なので日本と同じ左側。かつroundaboutがいっぱいあるのがとてもイギリス風。問い合わせしたところ、英語で読める免許証ならいい、ということなので私はアメリカので行きました。日本の免許証だと国際免許がいります。
島の地理
どうやら8つの島から成り立ってるらしく、Grand TurksにCockburn Townという首都がある。他にNorth Caicos,South Caicos,West Caicosなどなどという島があり国内線が飛んでおります。私が今回行ったのはProvidentialesという観光の中心の島。だいたいリゾートはこの島にあるっぽい。

フライト
アメリカ、カナダ、ジャマイカなどから直航便が飛んでおり、アメリカだとNYC、フィラデルフィア、ダラス、アトランタ、マイアミなど主要都市からは直航便で3時間弱。ダラスは週1便しか直航便がないので私は行きはダラス経由、帰りはマイアミ→ダラス→オースティンでした。

島のホテル事情いわゆるアメリカ資本の大型ホテルはまだありません。他のカリブの島、例えばケイマンとかセントマーティンとかは大体リッツとかヒルトンが参入してますが、ここはまだ。なので私はtripadvisor頼りで勘で決めました。
  • 泊まったのはThe Tuscany Resort a Boutique Condo Villa Resort with privacy, luxury and Initimacyというコンドタイプのリゾート。あまりファンシーなサイトではないけど、リビングと寝室は別、かなり設備の整ったキッチン付、広い網戸付きのバルコニー、ビーチチェアはすいてるし、従業員のホスピタリティ高い、ローカル用のケータイ貸してくれる、などかなり満足度高かったです。イメージ、ハワイ島のMauna Laniのコンドがちょっとお洒落じゃなくなった感じ、ってわかりにくいですが笑。あと3泊すると4泊目ただがあるので値段もリーズナブル。
  • なぜか行く前にリサーチしてたときには出会わず行ってからありかも、と思ったのはTurks and Caicos Accommodation | Gansevoort Hotel | Turks & Caicosかなりポッシュな雰囲気ではあるけどここもよさそう。
  • あとTurks and Caicos Resort - Seven Stars Grace Bay Hotelは街のど真ん中にあって立地は良さげ。
  • あ、あと私は好みではないので選択肢になかったけどClub Medもあった。
ただ街中に広大な敷地をリッツが開発していたのでたぶん数年のうちにこの島も他の島みたいに開けてしまうかもですねー。今の素朴な感じが私は好きだったのでちょっと残念。
あまりホテルの写真取ってないのだけどビーチに出る道。
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プール。
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島の海
ProvidentialesにはGrace Bayと言われる白い砂浜に真っ青な海が11マイル続くビーチがあります。波も穏やかででも遠浅すぎず水温も程よく泳ぐのにほんとーに気持ちよいビーチでした。
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シュノーケル行ったら行く途中に野生のイルカはいるわ、サメはいるわ、エイはいるわ、けっこう大物揃いです。ただ珊瑚はメキシコ同様温暖化の影響だと思うけどけっこう傷んでたかな‥。
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島の産業
もともとは塩の産地としてイギリスが重宝してたらしいです。あとは綿花、スポンジなど。ただどれも今は産業として廃れているものばかりなので、最近の財源は観光地とオフショア金融だそう。
仕事がらオフショア金融って多少馴染みにあるんだけど、ケイマンが有名すぎてこの島のことは私知らなかったですが。

島の歴史
ざーっとホテルに置いてあった本を読んだ記憶で書いてるのであいまいです、という前置きつきで。
いわゆるコロンブスに"発見"された島。その後スペインなどから奴隷の侵略にあってたもののしばらくイギリスなどの統治下には遅れるものの植民地化はされず自治が続く。塩が取れることがわかると1681年イギリスが支配する。その後アメリカので独立戦争に負けたroyalistと呼ばれるイギリス寄りのアメリカ人がイギリス政府からこの島のをあてがわれて綿花、麻などの産業を持ち込む。
‥なんだけどイギリスは植民地としてはタークスカイコスを扱っていなかったらしく?、ここはバハマの一部のように扱われ?letigationがずっと起きていたらしい。結果、ジャマイカ配下での自治、バハマ配下でも自治を経て、両方ともイギリスから独立しちゃったので、単独で総督を持つ、という今の形に落ち着いたらしい。

長くなってしまったのでこの辺で。
次回はレストラン事情についてでも。